2016年11月28日

焼き芋風 焼きカボチャ

あらゆる方面における行き過ぎた技術の進展や過剰とも思える情報量の多さに、自分の能力が追い付いてゆけないのでは ・・・

ならば、日々の生活の継続が守れる範囲で “ 見ざる・聞かざる・言わざる ” を決め込むのも一つの手かもしれない。
自身の心の安寧を保つために !!

そんな中にあって、自分自身の立ち位置としてのキーワードは、 
《 単純化 》  ・・・ 原則と現実の中で、願望を含めて ・・・

今、目の前のベランダにカボチャが15個ほど転がっている。
我が家では手に負えないほどの30個の大収穫物を大切に処分しようと、訪問者に半ば強制的に持ち帰ってはもらったものの、まだ15個も ・・・

15個の処分に目途を付けるべく、
思いつきで、焼き芋ならぬ 《 焼きカボチャ 》 を試してみた。
約1cm厚に切り分けてコンポクッカーに放り込んで薪ストーブの中でおよそ15分。

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水分が適度に抜けたカボチャは糖度を増し、ホクホク感と相まって、その美味しさは石焼き芋に劣らない。

たまたま実現したひとつの 《 食の単純化 》 ・・・
それは、市場に出回るどんなに手の込んだ食材よりも、
≪ 原材料の本質を味わえる  ≫ という点で遥かに勝っている。




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2016年09月26日

手作り ベーコン

今年の4月 (4月8日投稿) に自作完成した燻製装置に一つだけ問題があったので、今回はその部分を修正してのベーコン作りです。

Before   前扉が1枚板の為、チップを補給する時に箱全体が解放されて、室温が10℃くらい下がってしまうので、オモシロクナイ。

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After  既存の1枚板を、加熱部分と燻煙部分に分離して2枚扉構造に ・・・
チップを補給する時には下方扉だけの開閉で済むので、燻煙部分の温度低下がほとんど見られない。

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上方の扉は、燻煙中には全く開閉作業の必要が無い。
燻煙終了後に上扉を開けてみるとこんな感じにベーコンが出来上がっている !!

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今回はチェーンソーを使って、細かいチップを作ってみた。

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玉切りのチップに比べて、煙発生までの時間が短い。
でも、煙発生の持続時間が短めの傾向あり。

煙を出し続けながらチップの補給回数を減らす事 ・・・ けっこう難しいのです。
もっと大きな容器が手に入るといいのだけれど ・・・

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2016年06月10日

100年前の 製麺機

民泊の子供たちに様々な実体験をしてもらおう!

その選択肢の中から 「 うどん作り案 」 が持ち上がって ・・・
折しも公民館が実施した 「 うどん作り教室 」 での1回目の体験を経て ・・・

その直後に我が家を訪れた子供たちと、大胆にも、「 地粉 」 を使って作ってみたら、味は 「 うどん作り教室 」 のものより遥かに優れているのに、口にする時には短く切れ切れになってしまい、 ≪ うどんの体をなさず ≫ ・・・

今から、次の民泊に備えて 「 地粉を使ったうどん作り 」 をマスターしておかなくては ・・・

水加減・こね具合・熟成具合を工夫しながら、今日は4回目の自分流ウ・ド・ン作り!
まさに 「 実験 」 の境地でもある。

“ こね鉢 ” は、およそ1世紀前から実家で使っていたと思われる アルミ製

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こね鉢の中で粉がまとまったら、5Kg入り米袋の中にうどんの玉を入れて、繰り返し足で踏んで、1時間ほど熟成させて、

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それを二分の一に切り分けて、一方は、のし板とのし棒・専用包丁を使って製麺、
もう一方は、製麺機を使うことに ・・・

この製麺機
“ こね鉢 ” と同様、およそ1世紀前から実家で使っていた古いものなのに、機械としては、かなりの優れもの。
鋳物部分には ≪ 小野式 ≫ と銘が浮き出ていて、webで調べてみると、現代に製造販売されているものと機構がほとんど同じ、であるだけでなく、手元にある機械と同じものが 「 アンティーク中古品 」 として販売されている!! 

もしかして100年ぶり(?)、の汚れを落としながら丸洗いしたらこの通り!

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こんな具合に平らに延ばして細く切っていたら、幼いころの自分を思い出していた。

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実家の広い土間で、この製麺機の台座部分に小さな両膝をついて、当時としてはかなりの腕力を振り絞りながら母のうどん作りを手伝っている自分を ・・・

そして1世紀前製造の製麺機で作った、うどんの姿と味と食感は、母が、いとも簡単に作っていたものに少し近づいた様な気がした。

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一方、のし板を含めた一連の器具を使ってのうどん作りは未だ道半ば ・・・
「 打ち粉 (地粉をそのまま使う) 」 の適量を掴む事と、麺幅を一定に仕上げる事には、それなりに場数を踏むことが欠かせないらしい。

とはいえ、民泊の体験としては、≪ のし板を含めた一連の器具を使ってのうどん作り ≫ の方が、手間がかかるだけに面白いかもしれない。
そんな訳で、この熟練を要する作業についても、人に教えられるくらいの技術の習得(実験)が必要になりそうである。



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2016年03月07日

薪ストーブ で グラタン

テレビで紹介していた 「 簡単グラタンの作り方 」 がキッカケでの 男の料理!? 

テレビでの紹介よりも、もっと手抜きをしてもっと簡単に、もっと美味しそうに!!

薪ストーブを使ったらきっとそうなる筈 ・・・ 「 面白そう 」 なのである。

薪ストーブ用の鋳鉄鍋を使って、

手順1.ガス台での調理
  (1)肉を表面が白くなる程度に弱火で炒めたら鍋から取り出しておく。
     ただし、肉は、豚、牛、鶏、エビ、何でもよい。
  (2)鍋に残った油の量が不足ならオリーブ油を加えて、強火で野菜を炒め、
     塩・コショウをする。
     〇野菜は、ジャガイモ、たまねぎ、大根、青ネギなどを一度に放り込む。
     〇同時に、トロミ付けとして小さめに切った餅、と、
      粉チーズとバターも入れてしまう。
  (3)取り出しておいた肉を鍋に戻す。
  (4)具材が浸る程度に牛乳を加え、塩・コショウで味の調整をする。
  (5)粉チーズか、とろけるチーズをトッピングする。
  (6)手を抜く
     通常は、野菜を煮込む事とトロミを付ける事を目的として、中・強火で調理する
     らしいが、この時間のかかる作業を省く。

手順2.薪ストーブでの調理
  (1)薪ストーブの表面温度を約270℃、ほぼ薪が燃え尽きて、熾きで満たされた
     状態になったら、こんな風に鍋をセットしてから薪ストーブの扉を閉める。
     〇程なくして鍋の中は沸騰が始まり、表面には焦げ目がつき始める。

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  (2)沸騰の具合で、野菜と肉に火が通った事とトロミが付き始めたことを目で
     確認したら、鍋を取り出してから、くぼみを作って生卵を2個落とす。

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  (3)鍋を再度、薪ストーブの中に戻して、半熟卵に仕上がった事を確認したら
     調理の完了!!

手を抜いても 「 立派なグラタン 」 
鍋をテーブルまで運んでも グツグツ と音を立てている。

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テキトー な割には、充分な出来栄え。
何よりも、焦げ目具合とアツアツ感が何とも言えない!
そして、鍋に張り付いた焦げ目 (オコゲ) の美味しい事!!

手抜きグラタンを食べてから、
「 グラタン 」 とは? ・・・ 辞書で調べてみた。

もともと、フランスのある地方で生まれた郷土料理から発達した料理、との事。
そして、なんと、フランス語で 
「 グラタン 」 とは、「 鍋に張り付いたオコゲ 」 を意味するらしい。

そういえば、その昔、かまどで炊いたご飯のオコゲを競って食べたっけ!
飯盒のオコゲも冷めないうちに食べれば、凄くおいしかった!

オコゲの出来る炊飯器 ・・・ もしかして売れるかも!!
「 グラタン炊飯器 」 あるいは
「 オコゲ炊飯器 」  ・・・ なんて商品名を付けてみたらどうだろう?

いずれにしても、期待通りの出来栄え。
私の 「 薪ストーブメニュー 」 が、ひとつ増えたのである!!
自分流手抜き料理が ・・・


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2016年01月25日

紅サケ の 薫製

二十数年ぶりのサケの薫製づくり、

札幌の市場で奮発して購入した 「 紅サケ(塩サケ) 」 の腹をこんな具合に竹串で広げてから手製の燻煙器の中で充分に乾燥させた後、たっぷりの煙と熱をかける。

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豚肉を使ったハムやベーコンの場合には、下処理としての塩漬け作業が必要だが、塩サケの場合は、その工程が不要なので、ある意味、手軽な燻製づくり ・・・ ではある。

ところで、店の売り子さんの話では、
塩サケとは、いわゆる新巻鮭であって、「 やませ 」 とも称するとの事。
   因みに、「 やませ 」 とは、辞書で調べてみると、オホーツクの海で、
   春から秋にかけて発生する東風 ・・・ 「 こち 」 に相当するものらしい。
   塩をたっぷりとまぶした、伝統的な一種の保存食品に違いない。
一方、紅サケは、おそらく、現代の健康志向と味覚の多様化の中で、冷蔵技術の発達を
背景にして開発されたのかも ・・・
   オシャレな商品ラベルには 「 熟旨 」 と表示してあって、
   薄塩低温熟成加工がしてあるので上品な旨さに仕上がっているとの事。
   それにしても、 「 熟旨 」 とは、なかなかに 「 うまい 」 表現!!

 ◇ ◇ ◇

そもそも、私の薫製作りのキッカケは塩サケにあった。

母がまだまだ元気だった二十数年前、
「 火の神様 」 「 水の神様 」 「 お便所の神様 」 等々、家の内外に多くの
「 かみさま 」 が存在していた。
そして新年には 「 お正月の様 」 を出迎える為のお飾りの一品として、塩マスを吊
り下げた。
「 マスマス栄える 」 を意味していたらしい ・・・ のだが、

一方で、年末、母の下には、塩サケがいくつも届けられた ・・・ 古き良き習慣?
結果として、松が明けると、塩マスと塩サケの処理(??)が悩みの種(??)となるの
だが、そこで 「 薫製にして違う味を楽しんでみたら? 」 という考えが浮かんで ・・・

思い付きで始めた薫製は我が家の味のとなって、いつしか冬の年中行事となり、やがて、素材はサケよりも安価で手に入りやすい豚肉となって ・・・

強い北風に翻弄される燻煙を眺めながら、我が家における小さな歴史を想い出していた。

 ◇ ◇ ◇

ところで、紅サケの薫製の出来栄えは?
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二十数年前の記憶に比べて、なにか物足りないような、パンチが足らない様な ・・・
「 熟旨 」 故の上品さ ・・・ とでも言うべきか?

とは言え、一種の上品さとそれに伴う旨さは、近日中に予定したお客さんには、上等なご馳走になる事は間違いなさそうである。

が、
なぜか、自分としては 「 パンチ不足 」 に不満あり!

上品すぎる ・・・ のである。

もしかしたら、「 泥臭さ 」 が消えてしまった様な現代社会 (自身で勝手に思っている) に 「 物足らなさ 」 を感じているのかもしれない。



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2015年05月11日

ジビエ の 燻製 ・・・ ビーフジャーキー?


年初に知人から戴いた 「 鹿肉 」 を冷凍保存しておいて、ようやく燻製作業が終わり、冷蔵庫で一週間、塩味を安定させて、ようやく口に入れる事が出来ました。

「 鹿肉 」 のステーキは、脂身が少なくて 「 なかなかの美味 」 ですが、試作品の薫製も、それに劣らず、あたかもビーフジャーキーを思わせる 「 珍味 」 です。
加えて、通常の1.5倍くらいの時間、燻煙するので、充分に野趣豊かな食べごたえなのです。

手前が鹿肉の燻製、後方が豚バラブロックのベーコン
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早速、お返しとして、「 鹿肉 」 を提供してくれた知人に、「 鹿肉 」 と、豚バラブロックのベーコンをお礼とすることとします。

“ 密かに ” 再度の提供を期待しながら ・・・

ところで、この地方でも 「 害獣 」 の被害が目立ってきて、組織が主導する人為的駆除の行動が始まっているようです。

もしかしたら、ジビエの薫製は 「 地方の特産物 」 にならないかな?
農家にとっても、狩猟化にとっても、ジビエ料理を作る人たちにとっても、喜んで味わってくれる人たちにとっても、等々、全ての地域の人たちにとって 「 得になる事業 」 を立ち上げる事は難しいのかな?

ところで、「 ジビエ 」 とは、フランス語で、野山で捕獲した鳥獣の肉の事とか・・・

王侯貴族が、自分の所有する領地で、一種の遊戯として鳥獣を捕獲する事は、最高のステータスであったらしく、加えて、その肉料理は、ごく限られた人々しか口にすることが出来ない、超高級料理であったらしい。

そのような歴史を考えると、日本中の野山で、ただ邪魔者扱いされている 「 ジビエ 」 は、なんともったいない事か?


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2014年12月22日

薪ストーブ で フランスパン

焼き立てパンの香りと味は、格別!   
そんな焼き立てパンに魅せられて ・・・

コンポクッカーを使っての、薪ストーブパン作りに少し飽きて、無謀(?)にも
    フランスパン
に挑戦です。

まずは、長いパンを焼くには、それなりの用具を準備しなければなりません。

さる3月20日にブログにUPした 「 焦げすぎない、かりっとしてふわっとした、かりふわピザ 」 の原理と同じ方法で焼ける様、鉄工所に特注して作った専用の用具を使って、・・・
こんな 「 フランスパンらしきもの 」 が焼けました。

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・・・と書いてしまうと、いかにも簡単そうですが、
実は昨シーズンから、今回は4回目か5回目の挑戦。

難しい ・・・ のです!!

適度な焼き色と表面の程よい 「 カリッとした具合 」 は言うまでもありませんが、表面の割れ目 ( クープと呼ぶものだそうです ) を形作るのがなんと難しい事か ・・・

Netでいくら調べても、当たり前の事ですが、「 現代式? パン焼き専用機 」 を使ったレシピしか載っていません。 

クープを作るためのナイフの入れ方、クープを上手く開かせる為の、手段と手順。
周囲の皮の部分を硬く仕上げながらも焦げすぎない様に ・・・
言うまでもなく、火加減、熱加減、手加減。

まだまだ解決しなければならない問題は山積!

フランスパンが食べたければ、近くの店でいつでも手に入るのに ・・・
だれでもそう考えます。
もちろんそれで充分です!

でも、自分で作ったものは、美味しいのです。

薪ストーブを使って ・・・ という限定条件の中で、いかにして、「 それらしきもの 」
あるいは、「 それ以上の物 」 を作るか?

面白いと思いません??

おまえはバカか? ・・・ と言われてしまいそうな気もしますが ・・・


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2014年10月27日

薪ストーブで 椎茸ステーキ そして “共助”

椎茸ステーキと共助 ・・・全く関係ないようですが ・・・ やはり、無いのです!
でも、辞書を片手にしたら、わずかな関係が出てきてしまったのです。

お隣さんから、直径15cm厚さ3cmもあるような原木椎茸をいくつも頂いて、迷わずに薪ストーブの上で椎茸ステーキを焼いてみました。

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居間を満たした焼椎茸の香りと、ほぼ丸ごとかじりついた時の肉汁は、何とも言えない満足をもたらしてくれます。
田舎に暮らす醍醐味さえ感じさせてくれるのです。

ところで、椎茸ステーキ ・・・ と書いて、はたしてこの表現は間違っていない??

さっそく 「 ステーキ 」 を辞書に聞いてみると、【西洋料理で、厚い肉や魚の切り身を焼いたもの】 ・・・
  我が家では、言葉に疑問を感じた時に、よく、「辞書にきいてみる!」 
  と表現するのです。

まっいいか! 
自分にとっては、魚や肉でなくとも立派なステーキなんだ!!
そう思えばいい ・・・ 魚や肉に負けないくらい美味しいのだから文句は無いのだ!!
そして、なんともヘルシー!! とは言っても、自分には縁のない事ですが ・・・

そこで、辞書を片手にしていたら、突然、“共助” なる言葉を思い出した。

なぜ“共助”・・・か? というと、
現在、私の住む地区で役員をしていて、ある重要な案件の解決を図るべく、ある書類をまとめている中で、最近、“自助と共助” という言葉を書いたのです。
書いてから、“共助”という言葉、最近、耳にしたこともないし、目にした覚えもないなー
・・・ と

辞書を片手にしているところで、ついでに調べてみようと思ったのです。

ところが何と、その辞書には、“共助”という言葉がどうしても見つからない。

少し焦りを感じながら、およそ半世紀前に出版された辞書を取り出してページを繰ってみると、「 フツウ 」 に載っている。

これはどういう事? ・・・

経済発展とともにはびこってしまった様な、「 個人主義 」 的な流れが、辞書の世界にまで及んでいるとは ・・・

自分の作った文書に “自助と共助” という言葉を挟んで、その意味の重要性を思う時、今回の辞書の一件は、とてもさみしく感ずるのです。


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2014年04月26日

ふき ・・・ 春の楽しみ

家の窓から見える山々が、今、萌木色に包まれています。
ちょうどその時、年中行事の様なものですが、「春を閉じ込めて長期保存する」 ために、
「ふきの佃煮」 を作ります。

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“ふき” を 漢字では 「蕗」 と書きます。
本来、道端に生えている草 ・・・ という意味を持たせてあるのかもしれません。
が、生来、横着な自分は、手近で収穫しよう ・・・ と、
畑に植えているのです。

まだ幼い茎と葉を、生醤油で煮詰めるときの 「春の香り」 は格別!
そして、「おむすびの具」 としての使い方が最高なのです。

ところで、蕗の楽しみ方はいくつもありますが、

  まずは、「てんぷら」
  「春のてんぷら」 といえば、「タラの芽」が定番の様に聞こえますが、「タラの芽」 を
  高温の油に晒すと、大事な香りがかなりとんでしまいます。
  
  それに比べて、「ふきのとう」 の場合は、あの強い、独特な香りが、衣の中に
  そのまま閉じ込められるのです!

 つぎのお勧めは、「味噌と楽しむ」 です。
 まだ、薪ストーブをさかんに楽しんでいる頃、
 「ふきのとう」 に自家製の味噌を和えて、フォイルに包んでストーブに載せます。
 ジュージューという音と、周囲にばらまかれる香りと、味噌味との絶妙な 「コラボ」!!

 春を先取りしたような、得な気分に浸れる瞬間です。

今からおよそ一か月、
「春」 を 眺めて、嗅いで、味わって、触れて、・・・ そして、閉じ込めて。

「ワクワクの連続」 が、何とも嬉しくもあり、
言うまでもなく、「忙しい季節」 ではあります。

今日の畑の 「タラの芽」  明日あたりが採り頃?
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2014年03月24日

おいしい記憶

 陽光に映える草花を眺めていると、年に数回かもしれませんが、幼少時代を思い出す事があります。

 庭のクリスマスローズ (3/24)
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 この写真と以下の作文には、なんらつながりは無いのですが、
たまたま1年ほど前に、ある食品会社が募った 「おいしい記憶」 というタイトルの作文に応募した事を思い出しました。

 選には漏れたものの、1200文字以内・・・という規定限度ぴったりの文字数にそろえたことが、「意味のない密かな自慢」 でもあります。


「おいしい記憶」

 その楽しみの場所はいつも陽だまりの縁側だった。
そこから見下ろす庭の片隅には、鶏の羽毛が風に吹かれ、落ち葉や雑草の中に追いやられて微風に揺れている。

 「できたよ!」  母の声はいつも朗かで自信に満ちていた。
近くでその時を待っていた自分は、はじかれたように土間のお勝手に駈け込んで、脂のたっぷり浮かんだ大なべを覗いて気がはやる。
「それ」 を煮えたぎった大鍋からどのようにして取り出したかは覚えていない。たぶん、少年期前の自分には、母の手助けが必要だったと思える。

 いよいよその時がやってくる。
大皿に乗せた 「それ」 を抱えて陽だまりの縁側に走る。
縁側に飛び乗って半ズボンの素足をだらりと垂らす。ここまでの一連の動作が 「それ」 を食べ始めるための 「儀式」 とでもいうべき心躍る流れだった。

 「さあ、どこからかぶりつくか?」 一瞬の間をおいて、顔いっぱいにもなる大きな 「それ」 への挑戦が始まる。

 当時、主に農業で生計を立てていた我が家では周囲のどの農家でもそうだった様に、ほぼ自給自足の暮らしをしていた。
石ころだらけの斜面に麦やそばの種を蒔き、幾ばくかの収入源と、時には蛋白源となるようにと、豚・ヤギ・羊などを育て、庭には鶏を放し飼いにしていた。
そして、それらの鶏達の中から卵の生産能力が落ちて来た気の毒なヤツを見つけて首を絞め、羽をむしり取って「それ」を準備するのが父の役目だった。

 「それ」 とは鶏のガラである。

 これから始まる自分の幸せ時間は父母の生活の苦労など知る由もない時期でもあった。
 料理に使う部分を母が取り除いた後でも、ほとんど骨だらけになった鶏の腹の中心部には卵の集団が残っていた。母が残しておいてくれたその集団は、直径5ミリ位の赤ちゃん卵から明日にでも産み落とされるであろうと思われるものまで、おそらく20個位あっただろうか。
 時間を惜しむかの様に卵の集団を腹に収め終わった次は首の骨の間に詰まった筋肉が狙い目だ。胴体と首の骨を両手で引き離した後、脂まみれになった両手で、蛇腹のようにくねくね曲がる頸部に僅かに張り付いた細い筋肉をしゃぶるように気が済むまでかじった。

 その思い出は、おいしい記憶を遥かに凌駕した 『贅沢な時間の記憶』 と言っても良い。

 それからわずか数十年しか経過していない今、自分を含めて、「便利に」 「楽に」 の意味するところを深く考えることもなく 「本物の味」 に接する機会を失い 「見せかけの味」 に翻弄されすぎてはいないだろうか・・・

 陽だまりの縁側で、もくもくと 「鶏ガラ」  にむしゃぶりついていた自分を、無口だった父がどんな気持ちで見守っていたのか、今になっていろいろ想像してみる。

 あかぎれだらけでゴツゴツした手の中にも、本物の人間らしい生活を享受する父がいたのかもしれない。

 

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2014年03月20日

ピザ と 薪ストーブ

薪ストーブが静かなブームな様です。

薪ストーブを使った料理 ・・・ と言えば、「ピザ」 が定番の一つかもしれませんが、
生地の底が焦げないように焼くには、それなりの工夫が必要です。

所詮、「アナログの世界」 でもあり、好みの話でもありますから、それぞれの使い手が独自の工夫で行えばよいのですが、

「焦げた生地は絶対にダメ!!」 との家族からの強い要望に応えるべく行った 「工夫」のおかげで、

   炉の温度が高すぎるくらいに高くても、
   低すぎるくらいに低くても

ほぼ許容可能な焦げ具合が得られるようになりました。

その工夫とは、「なんだ、そんなことか!! ・・・」 のレベルですが、

 ≪クッカーと熾きの間に遮蔽版を設けて 「断熱空気層」 をつくる≫   事です。

まず、五徳をセットして
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次に、上記の条件を満足させる遮蔽版として、写真の様なペール缶の蓋をこの向きに乗せます。
  (この蓋は縁が10ミリ程高くなっています)
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その上に金網 (クッカーを安定させる為) を置いて、
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最上段に、クッカーをセットしてから前扉を閉めます。
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炉の奥側の温度が高いので、焼いている途中で、少なくとも一度はクッカーの位置を反転させます。

何度か経験を積めば、チーズの溶けた後の焼け具合や、周辺に見える生地のこんがり具合などから、生地底部の適度な焼け具合が見通せるようになります。

生地がキツネ色に上手く焼けて、カリカリふわふわ ・・・ 
「カリフワ」 ピザの出来上がりです。
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焼けたピザを底から写すとこんな感じ!
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自作の 「ピザ切り台」 に乗せると ・・・
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蛇足かもしれませんが、炉の温度が下がりすぎて焼きあがるのに時間がかかりそうな時は、五徳の足の間に薪を放り込みます。

炎の中でも上手に焼けます!

ただし、どんな条件下でも 「油断」 は禁物です。

油断せずに、ピザの焼け具合の変化を見守っている時間帯は、「ワクワクドキドキ」 。

私にとっては、「ゆったり幸せ時間」 であり、「あそび」 の一つ、でもあります。



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2013年12月01日

「燻製」 ・・・ ハム・ベーコン

二十数年間続いている、こだわり DIY の一つ 「薫製つくり」、である。
この冬1回目の 「薫製つくり」 作業が完了した。
私の場合の 「作り方」 の特徴は、① 熱源として、電熱器の代わりに炭火を使う事、そして、② 煙の出し方として、市販チップの代わりに桜の枯れ枝の輪切りを使い、その熱源にも炭火を用いる事・・・にある。
言うまでもなく、燻煙器 (と言うほどの代物ではないが) は、簡単な手製である。

11/16 肉屋さんから購入して塩漬けに。
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通常、約1週間の塩漬けだが、都合で のびのび してしまって、
11/27 に燻煙をかけることになった。
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燻煙をかける日には朝早くから暗くなるまで、「温度と煙の状態が目標から大きく外れないよう」 気の抜けない時間帯が続く。
考えようによっては、あるいは、どう考えても 「こんなに手間をかけてバカみたい!」 だが、なぜか、こんな一日を過ごすのも悪くは無いのだ。

11/27 燻煙をかけ終わった夕方、ハムとベーコンの完成。005.jpg

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それから冷蔵庫の中で熟成させて、
11/30 試食して、出来具合を確認。
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味に関しては、いつも、試食してみるまでは、正直、自分でも自信が無い。
が、他人があまりに褒めてくれるので、昨年、ためしに手作り専門店3か所から取り寄せてみた。

その結果、少なくとも自分の物が劣っているとは思えなかった。
「手前味噌」 である。
とはいいながらも、なぜか 「また食べたい」 という方がいて、2~3年前から、わずかな手間賃と材料費だけでおすそ分けしている。
自分にとっては 「遊び」 とはいいながらも、他人に喜んでもらえるとは、この上ない喜びではある。

今回も、この中から、いくつか譲り先が決まっている。

今回は作業工程がいつもと違った (他の仕事の都合で、塩漬け期間が通常よりも長くなってしまった) ので、味と風味に心配があったが、塩抜き時間でどうにか調整できた様である。
OK!! OK!!


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